MORE THAN BASKETBALL

全ての道はバスケに通ず

コービー・ブライアント(Kobe Bryant)

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僕の幼少期からのヒーローであったコービー・ブライアントがヘリの事故で亡くなった。聞いた時は本当に信じられなかった。友達は僕がコービーのファンだということを知っているから、朝LINEの連絡が沢山入っていた。悪夢だと思った。小学1年生でバスケットを始めてすぐにファンになり、スタッツを詳しくチェックしたり、試合を見たり、グッズを買ったり。小さい頃の自分の部屋はコービーのポスターで埋め尽くされていた。自分のバスケットボールには油性ペンでKOBEって書いてたし、美術の課題ではコービーのお面を作った。大人になってからはコービーのストイックなメンタリティや競争心など、プレー以外の面でも憧れを抱くようになった。6歳から26歳になった今までの20年間、コービーはいつも僕の1番の憧れだった。そんなコービーがこのような形でこの世から去ってしまった今、この気持ちをどう表現したら良いのかわからない。

コービーが僕に与えてくれた影響は計り知れない。僕と同じ気持ちのファンはたくさんいるであろう。コービーをきっかけにバスケットボールが大好きになった中の一人だ。彼のお陰で青春時代をバスケットボールに没頭して過ごし、アメリカに行くという目標が出来た。もちろん幼少期はNBA選手が夢だった。それは叶わなかったが、アメリカに行くとう目標があったからこそ、英語の勉強を頑張って、サンフランシスコに留学して大学を卒業した。僕の人生はバスケットボールが起点になっていて、そのバスケットボールに熱中させてくれたのは、紛れもなくコービー・ブライアントという存在だった。

全世界がコービーの死を悲しんでいる。でもそれは、彼のプレー、バスケットに対するスタンス、そしてその根幹にあった彼の哲学によって、多くの人が心を動かされたという揺るぎない証である。目標に向かって一心不乱に努力することの素晴らしさ、どんな状況でも軸をぶらさず決して諦めないことの格好良さを、その背中でもって教えてくれた唯一無二のヒーローは、僕にとってはコービーなのだ。彼がこの世からいなくなってしまったことは、本当に悲しい。でも、これからも世界中の人達の中でコービーは生き続ける。

個人的な話になるが、1つ救いがあるとすれば、留学中の2016年にコービーの最終シーズンをステイプルズ・センターに見に行けたことだ。幼少期から憧れを抱いていたから、本当に実在するのかをこの目で確認したかった。コービーのホームであった場所で一度でも同じ空気を吸えたことは一生の宝だ。この世界に多くのものを残してくれたコービーの人生を祝福したい。Thank you Kobe!! R.I.P.

Kobe was passing yesterday. He was my hero whom I have admired since I was 6 when I started playing basketball. The moment I heard the news that morning, I could not believe it's real.  Friends of mine who knew I am a big fan of Kobe sent me LINE messages because they worried about my feeling. When he was on the court, I checked his stats every single day. Because I started watching him even before the high-speed Internet era, I often watched his films in the living room with my family. I crafted a mask mimicked his face in a junior high school art class. After I became an adult, I began to see him as a great person, not only a great basketball player. During the last 20 years, he has been my hero. Therefore, I do not how to express this feeling in the face of his tragedy.

You are always My Hero. Rest in Peace.