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全ての道はバスケに通ず

基本情報技術者試験を受ける上で

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4月19日の基本情報技術者試験に先日申し込んだ。理由は昇格要件になっているからだ。過去2回は十分な準備をせずに受けたため、当然のように落ちた。この試験はエンジニアの登竜門とも言われ、IT分野の仕事に関わる人であれば誰でも知っているべき知識が問われる。午前午後ともに60%を超えれば合格なので、難易度はそこまで高くない試験(なはず)だ。これまで周到な準備をせずに受けてきたが、先日簿記2級(昇格要件の1つ)に合格し、昇格要件を満たせば社内での印象も良くなることが分かったので、基本情報技術者試験も準備をして臨もうと決めた。とはいえ、僕は要領が良いタイプではないので、なんとなくやっていたら確実に落ちる。自分の中でしっかりと腹落ちしなければ、モチベーションを維持することが出来ない。そこで、この試験について考えてみたいと思う。

勉強する目的

「ITの基礎を身に着けること」とか言いたいところだが、これでは抽象的すぎる。目的はもっと具体的かつ明確でないといけないはずだ。しかし一通り考えたところ、この試験を受ける上で目的は重要でないという結論に達した。目的がどうであれ受けることは確定しているわけなので、具体的に何をするかを決めて、そこにコミットして行くことが重要だ。

具体的に何をするか

基本情報技術者試験ドットコムを利用して、毎日最低30問は問題を解く。

・過去問5年分を一周したら、テキストを読む。(1日1章)

・答案練習会に申し込みをする。

→午後問題については、今後検討の上更新

 

進捗管理をどうするか

進捗を見える形で認識することは、進捗することと同じくらい重要だ。特にモチベーション維持に関わってくるので、以下のことを毎日欠かさず行う。

・1日の終わりにTwitterに進捗状況を記録する。

 

とりあえず以上が基本情報技術者試験を受ける上での戦略だ。午後試験については1月中に更新したいと思う。

 

(2019/3/7追記)

1月中に午後対策を追記すると書いたが、だいぶ時間が経ってしまった。
午後対策としては、以下の2冊を用いている。

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左側の午後用の問題集は分野別に過去問題が50問収録されている。セキュリティ、ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、ソフトウェア開発、マネジメント、ストラテジ、アルゴリズムの9つだ。3/7現在、22/50が既習。午後の問題を解くことで、教科書で学んだ概念が、具体的にどのような場面で応用されているのかを学ぶことが出来る。

プログラミング問題は収録されていないので、対策として基本情報試験用のPythonの教科書を別途購入した。Pythonは2020年春試験からCOBOLに代わってプログラミング問題の選択肢となる。プログラミングの詳しいことはよくわからないが、Python機械学習などにも使われている汎用的な言語らしい。僕は午後問題ではハードウェアとアルゴリズムが苦手だ。プログラミングとアルゴリズムは密接に関係しているから、プログラム言語(Python)を学ぶことを通じてアルゴリズムへの理解を深めたい。


Why Programming Is Important?

この動画は様々な分野の著名人がプログラミングを学ぶことの大切さを説いている動画だ。かつてスティーブ・ジョブズも「プログラミングを学ぶことは考え方を学ぶこと」だと言っていた。アルゴリズムの初歩を学んだとき、人間が意識せずに頭の中で行っている作業(ソートなど)を分解して、コンピュータに指示を出しているということに気づいた。拡大解釈になるかもしれないが、ITないしプログラミングの勉強を通じて、人間という存在や行動をより客観的に見られるようになるのではないかと思った。試験は2020/4/19。この日までにどれだけITへの理解を深めることが出来るか。それが試験と同じくらい、僕にとって重要なことだ。